100万人のキャンドルナイトとは?

2001年の夏、「自主停電」を呼びかけるメールが世界中をかけめぐりました。
「一ヶ月に一基ずつ原子力発電所を建設する」という政策に反対する、アメリカの個人が呼びかけた自主停電運動。6月21日の夏至の夜7〜10時までの3時間、部屋の電気を消し、暗闇の中ですごしてみようというものです。

“Roll Your Own Blackout”(一人ひとりの暗闇で手をつなごう!)
というこの呼びかけに応え、世界中の家庭やグループで、自主停電が実施されました。
世界各国それぞれの時間と空間で、電気を消せば、地球の自転によって東から西へと、この“暗闇のウェーブ”が地球を一周します。

日本でも、この呼びかけに応え、自主停電を実施した人々がいます。
プラグを抜き、家の電気を消して、家族や友人たちとゆっくりとした時間を過ごそう。
真っ暗闇は子どもが怖がるから、ろうそくに火を灯す。
暗闇でろうそくを灯してみると、普段は何気なく聞いていた家庭内の音や、子どもたちの声、屋外の街の音、虫の声などもよく聞こえてきます。

小さなアイディアで始まった、日本初のこの「キャンドルナイト」の取り組みは、参加者の声が集まって、だんだん大きくなり、ひとつのムーブメントとして動き出しました。

2003年夏至の日から、辻信一氏(明治学院大学教授、「100万人のキャンドルナイト」呼びかけ人)たちを中心に、「100万人のキャンドルナイト」と銘打ち、以後、夏至と冬至ごとに、インターネット等を駆使しながら、日本列島をあげての参加型プロジェクトが行われています。
環境省の呼びかける「CO2 削減 ライトダウンキャンペーン」とも連動しつつ、今では650万人を超える人が参加しています。

自然素材のキャンドルを使う試みや、それぞれの家庭で気が向いた時にキャンドルナイトをやってみよう!という提案など、「キャンドルナイト」が灯した火は全国各地に拡がり、ひとつの文化として定着しようとしています。


〈参考資料〉

■“Roll Your Own Blackout”(一人ひとりの暗闇で手をつなごう!)
http://www.sloth.gr.jp/aboutus/candlenight/2001.htm(メール原文)

■「100万人のキャンドルナイト」公式ホームページ 
http://www.cahdle-night.org/

■環境省「CO2 削減 ライトダウンキャンペーン」ホームページ
http://www.wanokurashi.ne.jp/act/campaign/


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